セキュリティ用語を解説したいと思います。

ウイルス対策ソフト・セキュリティ対策ソフト

最新のセキュリティ用語から、ウイルスやワクチン、ワームなど基本的な用語まで解説をしていきます。PCでの自己防衛をするにに最低限必要な基礎知識をここで得てもらえればと思っています。
 

セキュリティ用語辞典

▼セキュリティ用語辞典
最新のセキュリティ用語から、ウイルスやワクチン、ワームなど基本的な用語まで解説をしていきます。
PCでの自己防衛をするにに最低限必要な基礎知識をここで得てもらえればと思っています。

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▼セキュリティ用語辞典(ウイルス対策・セキュリティ対策)


■ウイルス(virus)
不特定多数のコンピュータに何らかの意図的な被害をもたらすために作られたプログラムをウイルスという。画面表示を変更するだけのいたずら程度の比較的被害の少ないものから、ハードディスク上のファイルを完全に破壊するようなものまで存在する。ウイルスには「トロイの木馬」や「ワーム」「マクロウイルス」など特徴や症状によって種類があり、最近ではこれらの複合型も増えて、世界各地で非常に多くの種類のウイルスが作られている。
  コンピュータがウイルスに冒されたときの状況を「感染」と呼ぶ。また、ウイルスの被害が起きたときのことを「発病」という。ウイルス対策ソフトによる定期的なウイルスチェックはもちろんのこと、発病の際には他のコンピュータにウイルスを撒き散らさないような配慮が必要。たとえば発病したパソコンでメールを送るなどは非常に危険なことですので、セキュリティは自分のためでもあり、人のためなのです。


■ウイルス対策ソフト
コンピュータウイルスを探し除去するためのソフトの通称です。。ウイルスチェッカーともいわれています。本などには、いろいろ難しく書いてありますが、コンピュータウイルスもプログラムのひとつにすぎないのです。。しかし、ほかのプログラムと異なるのは、正常なプログラムファイルやエクセルなどの文書ファイルに含まれるマクロプログラム、ハードディスクの先頭部分などの一部に自分自身をコピーして潜伏すること。そこでウイルス対策ソフトは様々なファイルを対象として、ウイルスに特有のプログラムパターンが不正に含まれていないかどうか検査することで、ウイルスを探し、その部分を除去しようとする。人間の世界では、お医者さんにあたるのがこのソフトです。

こんなおもしろいソフトまでありますよ!ユニークですよね。!
ウイルスキラー 2004 北斗の拳 イーフロンティア

▼ネットワークウイルスにも対応したトータルセキュリティソフト。新検索エンジンを搭載することにより、SQL Slammer、MS Blasなどの感染方法のウイルスにも対応するほか、独自の推論検知システムによる高精度な未知ウイルス対策を行なうことができる。また、ウイルスの侵入をリアルタイムで監視し、電子メールの監視では送受信の両方をチェック。ウイルス対策に欠かせないアップデートでは、SMUPシステムを使用することで、適切なアップデート方法を自動的に判断、実行する。さらに、不正アクセスやトロイの木馬の挙動をリアルタイムで監視するほか、ネットワークウイルスを監視することで、ウイルス対策ソフトウェアとあわせて二重でコンピュータを守ることが可能。新たに、ウイルスの被害によるデータ破壊から回復する「HDDバックアップ機能」、コンピュータが起動できなくなった時の為の「救済ディスク作成機能」、セキュリティホールを検査し、修正を支援する「セキュリティ・アナライザ」などを搭載。また、ジード、ジャッカル、牙一族など次々に襲いかかるウイルスにケンシロウの北斗神拳が炸裂するなど、ウイルス駆除をしながら北斗の拳ワールドを楽しめる。
圧倒的な速さのスキャンスピードで最新のウイルスからあなたのパソコンを守るトータルセキュリティソフト。人気劇画「北斗の拳」のキャラクターがウィルスを倒します。


■ウイルス・チェッカー(virus checker)
コンピュータウイルスを検出し、また除去するソフトウェア。Windows用、Macintosh用のNAV(Norton AntiVirus)などがある。マクロウイルス用には数種類のフリーウェアがあります。


■ワクチン(vaccine)
コンピュータウイルスをチェックしたり、退治したりするためのソフトウェア。Windows用、Macintosh用のNAV(Norton AntiVirus)。簡単に言えばお薬のようなものです。


■ワーム(worm)
別のプログラムに感染しないで増殖するプログラム。ディスクからディスクに自己をコピーして広がるワームと、メモリでのみで増殖しコンピュータの処理速度を低下させるワームがあります。1998年に大流行した「AutoStart 9805」はMac OS初のワームで大きな被害がありまいた。
タイプとして、 ネットワークを徘徊して感染するタイプのウイルス。単体で動作し、ほかのファイルへの感染は行わないウイルス。
最近では添付メールとして侵入し、ほかのユーザーに本体をばらまくものが大勢を占めている。それらのワームは、トロイの木馬の性質を併せ持つ複合型ともいえる。

*トロイの木馬型プログラム
コンピュータウイルスの一形態。普通のプログラムやファイルのように見せかけ、ユーザーが気がつかないうちに、何らかの破壊活動やデータを外部に流出させるなどの行動を取るプログラムを指す。

*ILOVEYOUウイルス
  2000年5月、世界中に猛威を振るったワーム型コンピュータウイルス。Microsoft Outlookを利用するインターネットユーザーにメールを介して感染、増殖するもので、メールのサブジェクトに「I LOVE YOU」と書かれていることからこのように呼ばれている。。「Love Letterウイルス」と呼ばれることもある。
  コンピュータウイルスは、一般に誰かに迷惑をかけることを目的として作成された不正なプログラムを指すが、狭義ではEXEやCOMといった別のプログラムに寄宿して破壊活動を行なうものをいう。一方、ワーム型のILOVEYOUウイルスは宿主が不要であり、ネットワークを自分で動き回るかのようにして自己複製を行なうことができ、中でも特に悪質とされる。不正プログラムには、ほかにも自己複製機能はないが、システムを破壊する機能を隠し持つ「トロイの木馬」や、ある条件が満たされると自動的に破壊活動を行なう「ロジック爆弾」などもある。
  従来コンピュータウイルスは、フロッピーやCD-ROMなどの物理的な媒体を介して感染していたため、増殖にも比較的時間がかかっていた。だが、インターネットが普及し、ウイルスがメール経由で広がるようになった現在は、数時間で急速に増殖するため被害も甚大である。たとえば、'99年大流行したMelissa(メリッサ)ウイルスは、マイクロソフトをはじめ世界の大企業をも巻き込み、総額数百万ドル以上の被害を生じさせた。
  また、最近では、モバイルコンピュータの本命として期待されるPalm OSに感染するウイルスも出現している。

■ネットワーク攻撃型ウイルス
「Code Red」や「PE_Nimda」は、感染したPCを発信源として、インターネット/LAN上のPCに無作為に攻撃を仕掛ける。Windows Updateでセキュリティを更新していないサーバは、攻撃にやられてしまう。なお、Code Redはメモリ常駐型のウイルスで、再起動すると削除できる。


■マクロウイルス(macrovirus)
エクセルやワードといったアプリケーションソフトのマクロ機能を利用して、被害をもたらす種類のウイルスをマクロウイルスという。最近ではアウトルックなどの電子メール機能と連携して、ネットワーク上に広がる非常に感染力の強いマクロウイルスが発生しています。メリッサと呼ばれる有名なマクロはワード97とアウトルックを使い、インターネット上の電子メールユーザーに広く感染し話題となった。


■ウイルスカレンダー
ウイルスの中には感染しても、すぐには特定の動作をせずに、決められた日付まで何もしないものがある。これらの発生する日付が決まっているウイルスを時限式ウイルスといい、各ウイルスの発生する日付の情報が書いてあるカレンダーをウイルスカレンダーと呼ぶ。ウイルス対策ソフトメーカーのホームページでウイルスカレンダーを見ることができる。■■参照




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